03.19
Yahoo! Formula 1:オーストラリアGP
今年も始まったF1世界選手権。
昨年、F1で一時代を築いた皇帝M.シューマッハが引退したことで、今シーズンはF1も新世代に突入ということで開幕前から期待の高まるシーズンなわけですが、今シーズン面白くなりそうなもう一つの理由が、7度の世界チャンピオンに輝いたシューマッハから2年連続で王座を奪ったF.アロンソが、チャンピオンチームのルノーを離れてここ数年不振の続くマクラーレンに移籍、さらにアロンソと同じ2001年F1デビューで、これまで毎年チャンピオン最有力候補といわれながらも不振のマクラーレンチームでくすぶっていたK.ライコネンが、チーム力としては最強ともいわれるフェラーリに移籍したことで、絶妙にパワーバランスが拮抗。
ここ数年のF1は、ほぼ1人のドライバーが圧倒的有利という状況だっただけに、久しぶりに同世代の2大ドライバー対決というセナプロ時代を彷彿とさせる展開や、トップチームがこぞって新人ドライバーを起用してきたことで群雄割拠の様相を呈してきたわけで、かなり楽しみな1年になりそうなわけですよ!
そんな状況の中で行われた第1戦オーストラリアGPでは、K.ライコネンが昨年1勝も出来なかった鬱憤を晴らすような走りでまずは1勝。っでアロンソもきっちり2位に入って、初戦から完全にアロンソvsライコネンの様相に。
まあでもそれ以上に大変なことになっているのが、昨年日本からプライベートチームとして参戦したスーパーアグリF1チームですが、この第1戦でいきなり予選10位、決勝12位という奇跡というかあり得ないような好成績。
これは、昨年予選で18戦全戦で最下位にいたチームとしてはあり得ない成績で、近年のF1チームで参戦2年目でここまで劇的に進歩を遂げたチームは皆無なことからも、にわかには信じがたいというのが正直なところ。
っで実はこれには裏があって、今シーズンのスーパーアグリチームのシャシー(車体)は、昨年ホンダが使っていたシャシーの改良版。
昨年のホンダといえば、バトンがオールホンダチームとしては39年ぶりの優勝を飾っているなど、少なくとも1年落ちとはいえ優勝したことのあるマシン。
これならまだ他のチームが今年の車のセットアップが出来ていない初戦であれば、予選10位もそれほど驚くべき結果でもないわけで。
っでここで問題なのが、F1では規則上、2年以内に参戦したチームの車体の流用は認められていないわけで、当然そのままでは完全に黒で失格確定なわけですが、実はこのシャシー流用に関しては、レッドブルのセカンドチームであるトロロッソがすでにレッドブルのシャシーを流用しているわけで、スーパーアグリに関しても、昨年のホンダのシャシーを一度外部業者に販売、そこからスーパーアグリが購入という手段で難を逃れようという、正直なんだか微妙というか、それダメなんじゃ・・・という気がしないでもないような。。。
そんなわけで、いきなりの予選10位という結果が逆に疑惑を再燃させるのは確実で、今度の動向次第では失格の可能性も。
まあ過去の例からいけば、この先スーパーアグリが上位に居続けたらなんらかのペナルティが課せられるのは確実。逆に、再び最後列に収まるようであればお咎め無しという、そんなパターンになりそうな予感。
そんなわけで、第1戦のスーパーアグリチームの結果には素直に喜べなかったりするんですが、まあもともと期待してないチームだけに、どっちでもいいかなあなんても思ったり。