2006
06.19

ここ数年のスパムメールの酷さといったらそれはもう酷い有様なわけですが、ここにきて大手ISPが一斉にOutbound Port 25 Blockingを導入し始めてるようです。

Outbound Port 25 Blockingとは簡単に言ってしまえば、今使っているネット回線(契約しているという意味ではなく、実際にその端末が繋がっている回線)を契約しているISP以外のメールサーバを使った送信ができなくなるというもの。
もっと簡単に言えば、So-netで契約している自宅から会社のメールアドレスを使って送信ができなくなる、といった感じ。(正確に言えばちょっと違うけど)

ざっと今導入されているISPや今後導入予定のISPをみてみるとこんな感じ。

プロバイダ名 開始時期
WAKWAK 2005年3月
SANNET 2005年4月
AEON NET 2005年3月
BIGLOBE 2005年7月
ツインインターネット 2005年10月
ZAQ 2006年5月
@nifty 2006年2月
So-net 2006年6月
Infosphere 2006年6月
Yahoo! BB 2006年6月
SoftBank ブロードバンドサービス 2006年6月
ODN 2006年6月
JENS SpinNet 2006年6月
ULTINA インターネット 2006年6月
BBモバイルポイント 2006年6月
ぷらら 2006年7月

ODNやSo-net、Yahoo! BBなどの大手が一斉に6月から開始していることもあって、今月はかなりのユーザーが影響を受けてそうな予感。

参考:Inbound / Outbound Port 25 Blocking (IP25B / OP25B) 実施 ISP 一覧

そんなわけでウチも、回線はBフレッツのSo-netでありながらメールはさくらインターネットのドメイン使った方を使ってるので、バッチリ送信不能に。
ただこれ、仕組みとしては一般的にパソコンでメール送信用に使われる25番ポートをブロックしてしまうというものなんですが、使いたいメールサービスが代替としてサブミッションポートを用意してくれていれば、メーラーの設定で送信ポートを25番からその指定されたポートに変更すれば問題なし。さくらでは587番ポートを利用すれば問題なしです。

【重要】さくらのレンタルサーバ、さくらのメールボックスにおけるメール送信について

にしてもこれ、まあ確かに普通に契約したISPのメールしか利用してないという人にはまったく影響ないとはいえ、最近じゃフリーメールや自分でとった独自ドメインのメールやら、それこそ会社のメールも自宅で使ってる人など、複数のメールアドレスをいろんな場所で使ってる人はそれなりに多いハズで、なのにほとんど周知されてない気がするんですけどどうなんでしょうか。
まあでもこれで少しはスパムメールが減ってくれるならありがたいんですけどね。

とはいえそもそもスパムメールってウィルスと違って、どこかの誰かなり企業なりが宣伝のために行っている行為であって、当然その効果がなければここまで酷い状況にはならなかったわけで、スパムメールに反応する人って実はかなりの人数になるんでしょうね。ある意味それも同罪に等しいとも思うわけで、まあなんていうか、メールが1通届くだけでも嬉しかったあの頃に戻りたい。。。